限られた時間を有効活用するためには、スケジュール管理が大きなポイントだ。「時間にルーズな人は信用されない」と言われるが、社会人になると「時間厳守」は最低限のマナーとなる。もちろん、やむを得ない事態が発生することもあるが、そんな場合でも言い訳は通じない。もし、相手と会う約束をしている時は、可能な限り早く連絡することが望まれる。
また、大事な要件を忘れてしまわないためにも、日頃からのスケジュール管理方法が問われる。具体的な管理方法として「手帳を使う方法」には根強い人気がある。その場合、仕事とプライベートを分けて管理することが重要だ。また、手帳を2冊に分けるか1冊で管理するのか、どちらを選ぶのかも大切なポイントになる。たとえば、手帳を2冊持つことにより、仕事とプライベートを分けることができる。また、気持ちの切り替えにも役立つ。さらに、職場で手帳を覗かれたときにも、プライベートな予定までは知られないメリットもある。
一方、手帳を分けてしまうことで、スケジュールが重なるリスクも生じてくる。そのようなミスを避けるためには、1冊の手帳で管理するほうが望ましいとも言える。その場合、三色ボールペンなどを使い、仕事とプライベートの予定が分かるようにする方法がある。なお、最近では「スケジュール管理アプリ」を使う方法もあり、IT時代に育った世代を中心に人気がある。どのような方法で管理するのかは個人的な好みにもよるが、大切なことは「スケジュールが重ならないこと」。それを肝に銘じておくことが大切だ。